医者かて人間 〜時間の切り売りやめたろ科〜

30代、3児の父。臨床医の3倍稼ぐ産業医。健康管理のプロ。相場には強気、女性には奥手。多忙からの解放と収入の多角化を実践するブログ。

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こんな頑張ってんのに給料が上がらない!って嘆く前に。仕組みを理解して生き方を選択しよう。

仮想通貨外来のクリドクです。

 

たま~に昔の病院の同僚とあったりすると

 

こき使われるわりに給料が安いっ!

 

て話になるんですよね。

 

医者も会社員も同じです。

 

 

給与と報酬の違いを意識してますか?

ところで労働の対価として得られるお金は

 

給与  と  報酬   の2つに分けて考える必要があります。

 

この違いを理解していないと

 

無駄にエネルギーを消耗してしまうから厄介です。

 

それぞれがどういう性質をもったものか見ていきましょう。

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給与 

 

給与というものは

 

あなたの能力に対して支払われています。

 

100人の労働者のうち、あなた1人にしかできないことがある

だから、その能力に対して月額○○万円を支給する

1000人に1人なら○○○万円かもしれません。

 

能力の認定としては資格がわかりやすくなります。

様々な国家資格

特に医師免許は色んな強みを持っていますよね。

 

さらに認定医より専門医の方が

そして専門医より指導医の方が普通は給与が高くなります。

(まあそう都合よく反映されないことも多々ありますが) 

 

また、毎年少しずつ給与が増えるのは

年齢に応じて能力も高くなるであろうことが前提になっているというわけです。

 

 

雇っている側からすると

能力に対して給与を支給しているわけですから

たとえば医師の場合

他の同期が午前中の外来を平均50人さばくところを 

オレは午前だけで100人さばいている!評価してくれ!!

と言われても

能力は同程度、さばくボリュームが多いか少ないか

この点で給与に差をつけるのは難しいです、となります。

 

せいぜいボーナス査定で少し差をつけてあげよう

というくらいです。

 

報酬

 

こちらはシンプルです。

 

成果・アウトプットに対する支払いが報酬になります。

 

例えば

仮想通貨に関する原稿1000文字書くという仕事とか

地域住民向けに感染症について1時間、講演をするという仕事です。

 

事前の下準備が簡単 or 大変 といったことは関係なく

完成した成果物への対価として報酬が支払われます。

 

報酬ベースでもらっている場合

たくさん外来をさばくとか

より長時間病院で過ごすことが

報酬に反映されます。

これはまさに医師のバイト収入に当てはまります。

 

 

給与と報酬

給与は能力に対して

報酬は成果物に対して

支払われています。

 

実際のところ

どんな仕事なのかを考慮して

7:3とか6:4とかの重み付がなされてはいます。

 

さらに

給与だと福利厚生面での優遇があるけど

報酬メインだとそれはあまり期待できないといった違いもあり

どちらが良い悪いというのは人それぞれという感じでしょうか。

 

 

 

どうやって所得を増やす?

 

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給与を増やしたいと思ったら

自分の能力が他よりも高いこと

他の人にはない能力があることを

はっきりとアピールすることが第1です。

 

これは

特別な手術手技であったり

診断技術に限りません。

 

 

どこの職場でもチームワークを強固に高めることができる

若手人材を必ず1年でしっかり使える人材に育てることができる

院外に強力なネットワークがあって利益を自院に還元できるなど

本業以外の能力の高さというのは

実は事務方はかなり重視しています。

(特に医者の世界)

 

 

一方で

能力が他者と同じ程度で

ボリューム面での頑張りを主張するのは

経営者からすると

コイツわかっていないなぁ、と思われるだけです。

 

 

これを理解せず

がんばってんのになーとボヤいても無駄というわけです。

 

 

そして本気で給与upを狙うなら

だれが予算を握っているのか

次年度の人件費の計画は何月に立てられるのか

意識することです。

 

 

予算の権限持った人の目にとまり

かつ

次年度予算を検討するタイミングに合致して

初めて交渉のスタートラインに立てますから。

 

 

報酬を増やすのは簡単です。

投入する時間を増やすだけです。

 

フリーランスとなり

自分の時間を切り売りすれば

たいていの医師は食うにはまず困らず

うまく職場を選べば技術すら盗み高めていくことも

できるでしょう。

 

 

てっとり早い方法

ズバリ転職です。

 

同じ専門医でも

有名病院で同じ資格をもった人がゴロゴロいる環境と

地方の中堅病院でその資格をもった人がいない環境であれば

とうぜん給与が違うことはわかりますよね。

 

大学に籍をおいて

名誉職に名を連ねることが狙いの医師には向かない話ですが。

 

 

ちなみに

ただでさえ働き手が少ない環境で

自分が抜けたら迷惑をかけるとか考えるのは

相当なおごりだとわたしは思います。

 

仕事というのは

どんなに重要なポジションの人が抜けても

なぜか大きな問題なく回っていくものなのです。

 

結局のところ

リソースは有限なので

できることしかできないのです。

 

震災の被災地区で病院そのものが倒壊してしまい

数ヶ月高齢者への処方が滞っても

特に問題にならなかったのが良い例です。

 

 

今の給与に不満があるなら

能力をしっかり高めましょう。

 

同時に周囲の環境を変えることも

積極的に考えてみるのも良いと思いますよ。

 

転職をする人も、しない人もこの記事は必ずチェック!

drandincome.hateblo.jp 

 

 

 

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