医者かて人間 〜時間の切り売りやめたろ科〜

30代、3児の父。臨床医の3倍稼ぐ産業医。健康管理のプロ。相場には強気、女性には奥手。多忙からの解放と収入の多角化を実践するブログ。

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労働衛生コンサルタント試験 対策5

今回は口述試験について書きます

 

過去の色々な受験者の情報を収集するといくつかの傾向が見えてきます。

 

一つは、受験の動機やこれまでの経験に関するもの。

‐なぜコンサルを取りたいのか?、これまでに成功した事例や失敗した事例は?など

 

一つは、単純に知識を問われる問題。

‐産業医とコンサルの違いは?、3管理って何?、業務上か業務外かの判断基準は何?など

 

一つは、より実践的な対応について。

‐初めて訪問する会社で何を見ればその会社の安全衛生のことがわかる?、事業主がその対策はお金がないから出来ないと言ったらどうする?など

 

一つは、直近に法改正があったものなどトピックス的な問題。

‐印刷業における有害物質て何?どんな健康障害がある?など

 

 

これらの問題は前回の記事に書いた対策講習会のテキストにばっちり掲載されています

 

自分で受けるか、受けた人にお願いをして教えてもらいましょう。

 

一つ目は自分で答えを用意しておくとして

 

二つ目以降は、『労働衛生のしおり』を参考に模範解答をつくる必要があります。

 質問はこの『労働衛生のしおり』にからめてとにかく広く浅く出題されます。統計関係のことも聞かれたりしますので、目立つ数字や傾向は押さえておく必要があります。コンサルタント試験においては、まさにバイブルです。毎年夏に最新版が発行されますので、必ず最新版を入手して下さいね。

 

 

私の場合は、試験2か月前頃からコツコツ回答を作り、1か月前頃から一問一答形式にまとめて、電車の中で覚えるようにしていました。地味で辛い作業でしたが、知識の整理になって良かったと思います。

 

次回は、試験当日のことについて書いてみたいと思います。